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忙しい会社員に多い「歯磨き病」とは?

こんにちは。
東京駅徒歩1分・丸の内 新丸ビル内の歯科医院「新丸ビル10階歯科」です。
丸の内という立地柄、当院には日々多くのビジネスパーソンの方が来院されます。
その中で最近とても増えているのが、いわゆる「歯磨き病」ともいえる状態です。


■しみる原因は“むし歯”とは限りません


「ずっと冷たいものがしみる」
「歯が過敏で、歯ブラシが当たるだけで痛い」
このような症状で来院された方を検査すると、むし歯ではなく、歯の根元が露出していることが原因であるケースが少なくありません。
実年齢は40代でも、歯ぐきの状態だけを見ると大きく下がっていることがあります。
その原因の多くが、強い力での磨きすぎ(過度なブラッシング圧)なのです。


■ランチ後の歯磨きは“要注意”


丸の内では、ランチ後に歯を磨くことが“ビジネスマナー”になっている方も多くいらっしゃいます。
とても良い習慣です。
しかし――

  • 食後すぐ
  • 急いで
  • 強い力で
この3つが重なると、歯や歯ぐきに負担がかかります。
特に、酸性の食事(ドレッシング、ワイン、炭酸飲料など)の後は、歯の表面が一時的にやわらかくなっています。その状態で強く磨くと、摩耗や歯肉退縮が進みやすくなります。


■では、どうすればよいのでしょうか?


おすすめしているのは、

  1. まずはうがい
    水でしっかりすすぐだけでも効果があります。

  2. 洗口剤(マウスウォッシュ)の活用
    外出先では、低刺激タイプの洗口剤を使うのも一つの方法です。 口臭予防・細菌コントロールの補助になります。

  3. 歯磨きは“時間を置いてやさしく”
    可能であれば、食後30分ほど経ってから、やわらかめの歯ブラシで軽い力で磨きましょう。


■歯は“強く”ではなく“正しく”


歯ぐきはとても繊細な組織です。
毎日、強い力でこすれば、確実にダメージは蓄積します。
正しいケアのポイントは:

  • やわらかめの歯ブラシ
  • ペン持ち
  • 小刻みに優しく
  • 歯と歯ぐきの境目を意識
「力を抜くこと」が最大の予防です。


■丸の内で働く皆さまへ


仕事に全力を注ぐように、歯磨きにも全力を注いでいませんか?
“ちゃんとやっている”つもりが、実はお口を傷つけていることもあります。
ランチ後は、磨くことより、守ることを意識してみてください。


■参考文献・エビデンス



  • Addy M, Hunter ML. Effects of tooth brushing on oral tissues. Int Dent J. 2003.
  • Bartlett D et al. The role of erosion and abrasion in non-carious cervical lesions. J Dent. 2006.
  • West NX et al. Dentine hypersensitivity mechanisms and management. Clin Oral Investig. 2013.
  • Lussi A et al. Dental erosion and its prevention. Caries Res.

食後すぐのブラッシングは、酸によるエナメル質軟化時に摩耗を助長する可能性が指摘されています。適切なタイミングと方法での口腔ケアが重要であることが示されています。


■新丸ビル10階歯科


東京駅徒歩1分/丸の内・新丸ビル内
患者さまのお話を丁寧に伺い、検査を行い、ご理解いただいた上で治療を進めてまいります。
丸の内で働く皆さまの、お口の健康をサポートいたします。

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